四十五歳で、はじめての転職
二十二歳から同じ会社で働いてきました。転職なんて自分には関係ないと思っていました。
会社の業績が傾いて、希望退職の募集があったとき、手を挙げたのは自分でも意外でした。家族には反対されましたし、正直、履歴書の書き方もよくわかりませんでした。
書類で落ちた数は、たぶん三十社を超えています。面接で「この年齢で、なぜ今?」と聞かれるたびに、うまく答えられない自分が情けなかった。
今は小さな物流会社で働いています。若い同僚に教わることばかりです。前の会社にいたら知らなかったことを、毎日少しずつ覚えています。四十五歳で一年生、というのも悪くないと、最近やっと思えるようになりました。
読んで、感じたことがあれば
押した数は、ボタンの横に小さく表示されます。だれが押したかは表示されません。