がんばって提案しても「前例がない」で終わる。報告しても反応が薄い。上司に理解されないと感じると、仕事への意欲まで失われてしまいます。上司を変えることは難しくても、伝え方や距離のとり方は自分で工夫できます。
上司の「関心ごと」を知る
上司にも、さらに上の立場からの評価や、チームの数字、トラブルを避けたい気持ちなど、気にしていることがあります。提案が通らないのは、内容が悪いからではなく、上司の関心ごとと結びついていないからかもしれません。「この提案は、上司にとってどんな良いことがあるか」を一言そえてみましょう。
結論から、短く伝える
忙しい上司ほど、長い説明を最後まで聞く余裕がありません。「結論→理由→お願いしたいこと」の順で、1分で話せる長さにまとめてみてください。資料があれば、1枚にまとめて渡すのも効果的です。
話すタイミングを選ぶ
会議の直前や、上司が急いでいるときに話しかけても、じっくり聞いてもらうのは難しいものです。「5分ほどお時間いただけますか」と事前に声をかけて、落ち着いて話せる時間をつくりましょう。
小さな「報告・相談」を増やす
大きな提案をいきなりするより、日ごろから小さな報告や相談を重ねておくと、信頼関係ができて話を聞いてもらいやすくなります。
「合わない」と割り切ることも必要
工夫しても関係が変わらないこともあります。そのときは「この上司とはこういう関係」と割り切り、社内の別の人に相談したり、仕事の成果は記録として残したりして、自分を守ることも大切です。
ハラスメントを感じたら
人格を否定される、大声で怒鳴られる、無視されるといった行為が続く場合は、パワーハラスメントにあたる可能性があります。社内の相談窓口や人事、労働局の総合労働相談コーナーなどに相談してください。



