農業に転職した元会社員の話
都内でIT企業に勤めていました。四十歳のとき、地方の農業法人に転職しました。
「田舎でのんびり」なんて言葉とは程遠い毎日です。朝は五時に起きるし、天気に一年の収入が左右される。最初の夏は、体が慣れなくて何度も熱を出しました。
それでも、自分が植えた苗が育っていくのを見るのは、パソコンの画面を見ていたころとはまったく違う手応えがあります。
家族は最初、反対しました。今は妻も、地元のパートを見つけて楽しそうにしています。子どもは虫を捕まえるのがうまくなりました。
もし同じことを考えている人がいたら、簡単ではないです、とだけ伝えたいです。それでも、私は来てよかったと思っています。
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