きょうだいと距離を置いた
何年か、兄と連絡を取らない時期がありました。 許したわけではなく、ただ、会うたびに消耗する自分を守りたかったのです。 今…
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何年か、兄と連絡を取らない時期がありました。 許したわけではなく、ただ、会うたびに消耗する自分を守りたかったのです。 今…
実家に毎週電話をするのが、いつの間にか義務になっていました。 思いきって『月に二回にしたい』と伝えると、母は『それくらい…
中学生の息子が、部屋の扉を閉めるようになりました。 開けて声をかけたい気持ちと、そっとしておきたい気持ちの間で、毎日迷っ…
祖母が亡くなってから、台所に残っていた梅干しの瓶を引き継ぎました。 作り方は教わっていません。ノートの走り書きを頼りに、…
義理の父とは、二人きりになると何を話していいか分かりませんでした。 先日、犬の散歩に一緒に行ってみました。黙って歩くだけ…
子どもたちが大きくなって、家族四人で旅行することはなくなりました。それぞれに予定があって、全員がそろう日がないんです。 …
久しぶりに実家に帰ったら、父の背中が小さくなっていました。いつも大きく見えていた背中が、台所でお茶を入れる姿だけ見ると、…
両親も兄も、体を動かすのが好きな人たちです。私だけが、本を読むのが好きで、家にこもりがちな子どもでした。 「誰に似たんだ…
六十を過ぎて、自分の家族のことを振り返る機会が増えました。少し長くなりますが、書いてみます。 私は五人きょうだいの真ん中…
私は養子として、今の両親に育てられました。それを知ったのは小学五年生のときです。 しばらくは、本当の親って何だろう、とず…