家族の歩き方

だれかが歩いてきた道を、少しだけのぞいてみませんか。同じ道もあれば、まったく違う道もあります。

家族迷っている 運営者が作成した例文

夫と会話がなくなって

夫婦の会話が、連絡事項だけになっています。けんかをしているわけではないのに、何を話せばいいのかわからない。 先週、思いきって「たまに散歩しない?」と誘ってみました。夫は少し驚いた顔…

湯気(40代)
家族 運営者が作成した例文

母の認知症

母が私の名前を間違えるようになりました。最初は笑ってごまかしていましたが、だんだん、私が誰だかわからない日が増えてきました。 昔のアルバムを一緒に見ると、母は若いころの話を楽しそう…

アルバム(50代)
家族続けている 運営者が作成した例文

三世代で暮らすということ

夫の両親と同居して十年になります。最初は台所が二つほしいと何度も思いました。 今は、子どもたちが祖父母に宿題を見てもらったり、義母と一緒に漬物をつけたりしています。大変なことも多い…

大家族(40代)
家族 運営者が作成した例文

家族に病気を打ち明けた

うつ病と診断されて、半年間、家族には言えませんでした。心配をかけたくなかったし、弱いと思われるのが怖かった。 打ち明けたとき、母は泣きました。父はしばらく黙って、それから「よく言っ…

手のひら(30代)
家族迷っている 運営者が作成した例文

父を許せないまま

父はお酒を飲むと人が変わる人でした。子どものころの家は、いつも父の機嫌で空気が決まっていました。 大人になって、父と距離をとっています。父は年をとって、最近は穏やかになったと母から…

冬の木(30代)
家族 運営者が作成した例文

母と私の、四十年分の手紙

母が亡くなって、遺品を整理していたら、たんすの一番下の引き出しから、紙袋に入った手紙の束が出てきました。私が子どものころから母に書いた手紙と、母が私に書いたけれど出さなかった手紙で…

引き出しの奥(40代)
家族 運営者が作成した例文

家族と食卓を囲めない日々

仕事で帰りが遅く、平日は家族と晩ごはんを食べられません。帰ると、ラップのかかったお皿がテーブルに置いてあります。 冷めたおかずを温め直して、ひとりで食べる。寂しいと思ったこともあり…

ラップのかかった皿(40代)
家族迷っている 運営者が作成した例文

子育てで、自分を見失っていた

子どもが二歳になりました。毎日がとにかく必死で、自分が何を好きだったのか、思い出せなくなっています。 夜、子どもが寝たあとにひとりでアイスを食べる時間だけが、自分の時間です。それで…

ねむいママ(30代)
家族迷っている 運営者が作成した例文

姉とけんかしたまま

親の家のことで、姉と大げんかをしました。それから半年、一度も連絡をとっていません。 謝るべきなのか、謝ってほしいのか、自分でもよくわからない。ただ、このまま何年もたってしまうのは嫌…

糸のはし(30代)
家族 運営者が作成した例文

結婚しないと決めた

四十を過ぎて、結婚はしないだろうと決めました。決めた、というより、そうなった、のほうが近いかもしれません。 親戚の集まりで聞かれることは、もうあまりなくなりました。母だけは、まだ少…

ひとり灯り(40代)
家族 運営者が作成した例文

父が亡くなって一年

父が亡くなって一年がたちました。葬儀の準備や手続きに追われているうちに、悲しむ暇もなく過ぎた一年でした。 最近になって、ふとした瞬間に父を思い出します。スーパーで父が好きだったお菓…

三回目の春(40代)
家族続けている 運営者が作成した例文

弟が引きこもって十年

弟が部屋から出てこなくなって、もう十年になります。両親は年をとり、いつまで今の生活が続けられるのか、家族の誰もが口に出さずに不安を抱えています。 最近、自治体の相談窓口に行きました…

静かな部屋(40代)