ニュースで老後の資金の話を見るたびに、「自分は足りないのでは」と不安になる。節約しすぎて、今の生活が楽しめない。お金の不安は、正体がわからないほど大きく感じられるものです。まずは、自分の状況を整理することから始めてみましょう。
1. 「入ってくるお金」と「出ていくお金」を知る
1か月の手取り収入と、家賃・食費・通信費などの支出を、ざっくりでいいので書き出してみましょう。家計簿アプリを使うのも一つの方法です。数字にしてみると、「思っていたより使っていた項目」や「意外と余裕があった」ことに気づけます。
2. 「今」「近い将来」「遠い将来」に分けて考える
お金の使い道を、次の3つに分けて考えてみましょう。
- 今:毎月の生活費、ちょっとした楽しみ
- 近い将来:急な出費や病気への備え、数年以内にやりたいこと
- 遠い将来:老後の生活など
全部を一度に解決しようとせず、まずは「急な出費に備えるお金」を少しずつ確保することから始めると、気持ちが落ち着きやすくなります。
3. 「今を楽しむお金」も予算に入れる
将来のために我慢ばかりしていると、今の人生が色あせてしまいます。友人との食事、趣味、ちょっとしたご褒美。「楽しむためのお金」もあらかじめ予算に入れておけば、罪悪感なく使えます。
情報の選び方に気をつける
「必ず儲かる」「今すぐ始めないと損」といった強い言葉で不安をあおる情報には注意しましょう。お金に関する判断は、公的機関の情報や、利害関係のない専門家(ファイナンシャルプランナーなど)の意見も参考にしてください。困ったときは消費生活センター(188)にも相談できます。
不安を一人で抱えない
お金の悩みは人に話しにくいものですが、同じように悩んでいる人はたくさんいます。お金の悩みには、同じ不安を抱える人の声が集まっています。
※この記事は一般的な考え方の紹介であり、特定の金融商品や投資をすすめるものではありません。具体的な判断は専門家にご相談ください。



